「日本の会計士にもっとパワーを」(回天)(『近畿C.P.A.ニュース』1993年3月号)

3月5日に続き、会計士へのエールをもう一つ掲載しておこう。

日本公認会計士協会近畿会から、新しく「回天」というコーナーを設けたので、寄稿をお願いしたいと言われ、書いたのがこの文章。28年も前のことである。私たちの世代より上の世代にとって「回天」というのは「人間魚雷」の名称であり、良い印象はない。しかし、もともとの意味は「天下の形勢を一変させること。また、衰えた勢いをもり返すこと」という意味なので、私はその意をくんで文章を書いたが、「編集後記」に感想を書いてくださったので、一定の満足感が得られたことを記憶している。

しかし、近畿会会員からの反応は全くなかった。