温泉で新島襄に会う
温泉と言ってもジムに併設されている日帰り温泉のことである。
5月21日のブログでジムに通う決意を書いたのだが、正直言うと、無理がたたって肩を痛めてジム通いの回数はめっきり少なくなった。家内と娘はウォーキングマシンで有酸素運動をするのがメインなのだが、私はビールの大瓶のケースを車から下ろして納戸まで運び入れることができるようになることを目標に、腕の筋肉を鍛えることをメインにしていたのだ。実は、私は「ビールは瓶入りに限る」と豪語してエビスビールの瓶入りを呑んででいたのだが、いつの頃からかエビスの缶ビールを冷蔵庫に並べるようになっていた。しかし、凝り性なので、買う機会があればサッポロ・クラシックを挟むようになり、
ところが、筋トレは私にとってハードだった。もともと懸垂や棒上りが超苦手な運動音痴なので、ちょっと負荷をかけるともうマシンを動かせなくなる。ところが腰の運動は100Kgの負荷をかけてもなんとかなるので、達成感を得るためにちょっと調子に乗ったら、今年1月のぎっくり腰に繋がってしまった。(お医者さんの見立て)その反省があったはずなのに、肩の筋肉を痛めてしまった。
ウォーキングマシンでの有酸素運動はもともとあまり好きではないし、8月以降再び同志社に通うようになると8千歩程度は歩くので、わざわざ歩くためにジムに行く気も起こらない。そのためにジム通いの回数はめっきり少なくなったのだ。
しかし「筋肉痛の治療には温泉がよかろう」と考え方を変えると、「ジム抜きの日帰り温泉通い」がほぼ日課になった。(要するに、琵琶湖大橋を渡って銭湯に行く感じ)
温泉に入る時間帯が変わると新たな発見があった。実は、たびたび新島襄に会うようになったのだ。こう書いても、展望風呂に浸かっていると隣に新島襄が降臨したといった類の「・・・の怪」で書くような超常現象ではない。若い頃の新島襄に本当にそっくりさんの若者に頻繁に出くわすようになったのだ。初めて会った時には、思わずこちらから会釈しそうになったほど。
私の推しが新島襄であることは周知の事実だが、日帰り温泉でも会うようになるとは・・・と、急に雪起こしを感じさせる風が強くなってきた展望風呂に浸かりながらしみじみ思った、新島襄に会えなかったちょっと残念な大晦日1日前だった。