社会と監査 第12回 ピロリ菌がいたため、本日休講

今日は3ヶ月ごとの心房細動の定期検診日。この心房細動という不整脈、私は滅多に発作が起きないけれど、起きると非常に気持ちが悪い。健康診断では必ず心電図異常と書かれるけれど、いつも同じ形状なので特に問題はないとか。というわけで、今日も特に問題なく次の検診日を決めたあと、10月5日に受けた大学での定期検診で初めてピロリ菌G抗体に「H」がついたことについて相談した。

先生が「それなら除菌しておいた方がいいですよ」とおっしゃるので、早速消化器内科にハシゴ診療。ところが、この除菌が一筋縄ではいかなかった。まず胃カメラで胃がんがないことを確認したうえで除菌に入るのだそう。

というわけで今週の土曜日に胃カメラを飲むことになった。実は、私は人間ドックに入ったことがない。悪いところが見つかったからと言って治る保証はないし、検査と検査の間に癌が広がって助からなかった人も知っている。したがって、これまで一度も胃カメラを飲んだことがない。胃カメラはおろか、バリウム検査もパスしてきている。さらに言えば、バリウム検査どころか、検便すらパスしているのだ。それが、成り行き上胃カメラを飲むことになってしまった。うううむ。(別に怖がっているわけではない)

渡された『ピロリ菌 Q&A』によると、十二指腸潰瘍の再発率は、ピロリ菌の除菌ができなかった場合はなんと85%以上になるとのこと。私は大学4年生の時に十二指腸潰瘍穿孔で死にかけたことがあるから、先生によれば、それから半世紀にわたって再発しなかったのは大変珍しいことのようだ。

というわけで、今週の土曜日に胃カメラを飲まないと仕方がないか(別に怖がっているわけではない)、としんみりしているうちに「社会と監査」の講義のことをすっかり失念してしまい、今日は休講。

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胃カメラを飲んだ