滋賀県は緊急事態宣言を解除

毎日が日曜日になって以来、私の生活の柱は「スポーツジム通い」になった。それまで何度もチャレンジしながら長続きしなかった「スポーツジム通い」が毎週1〜2日の頻度(と言えるか?)行くようになったのは、そのジム併設のお風呂が「天然温泉」だという施設(水春)が片道7キロのショッピングセンター内にオープンするという広告を目にしたからだった。しかも、早く申し込めば10%割引!会計学者でなくとも気持ちは動くのではないか。オープン前に申し込んで、早速通い始めたのが去年の3月。

近所のおごと温泉の泉質の良さは経験済みだが、この水春の泉質もなかなかのもの。しかし、定年退職までの1年は結構忙しくて、運動嫌いの私は、ついつい「ジムはサボって温泉だけに行く」日が増えてしまう始末。ところが、毎日が日曜日になると、ジムをサボる理由が見つからず、自然にジムの回数が増えることとなった。そうなると、運動嫌いと言っても、NHKの「みんなの体操」や時代劇専門チャンネルの「朝の時代劇体操(いとしの土方様)」くらいはなんとかついていける身が、やがてクロストレーナーで脈拍130を目指すようになり、ラットプルダウンで特定の筋肉を意識するようにも。

ペースが上がってきたところで、緊急事態宣言を受けてジムも温泉も閉鎖!仕方なく近所を散歩するようになったものの、ポケモンGOのリウォードのハードルは高く、もう一つ気乗りしない。ましてや、自宅のお風呂は温泉ではない。世の中は、コロナに加えて理不尽なことばかりがニュースで報じられ、鬱陶しいことこの上なし。我慢、我慢、我慢の毎日・・・、ようやく緊急事態宣言の解除を受けて16日からジムも温泉も再開。

ゆっくり温泉に浸かりながら昨今の理不尽な諸事に考えを巡らせていると、新島襄が勝海舟に「同志社の完成まで200年かかる」と言った故事の重要さがじわじわ皮膚から染み込んでくる。こんな気の抜けたような悠長なブログを書いていていいのか?講義やゼミで話すチャンスがなかった、あるいは最近の学生には受けなくなった話のネタが山ほどあるんじゃないか?リモート講義が一般的になった今、単位は出ないけれど「百合野の監査論」をリモート講義で提供することも可能なのではないか?といった、いろいろな事柄を自問自答しながら、琵琶湖の綺麗な景色を眺めている今日この頃です。