毎日が日曜日、のスタート
昨日、同志社大学を定年退職しました。(神学館チャペルで挙行された退職式での写真はfacebookに載せました。)
東大の入試が中止になった1969年に商学部に入学。入学式はあったものの、連日のように「学生集会」が開催され、今の図書館のところの空き地で熱い議論を戦わせた多くの学生!学館での全学学生大会を経て半年間のバリスト+封鎖ののち、短期の授業+期末テストを経て進級。それから51年を同志社で過ごしたことになります。最初の7年は学費を払い、残りの44年は給料を貰いました。そして、昨日、退職金が振り込まれました。
さあ、今日から「毎日が日曜日」です。
実は、「毎日が日曜日」とはいうものの、名誉教授称号授与式や同志社会計人会の今治ツアー、日本郵趣協会のスタンプショーなど、私の手帳にはいくつかの予定が書き込まれていました。しかし、新型コロナウイルスが鎮静化しないために次々にキャンセルされ、残っているのはついに、明日の歯医者さんと下旬の日新電機の取締役会だけになってしまいました。
名実ともに「毎日が日曜日」のスタートです。
退職を目前にして、退職後の計画を聞かれた際には、「縁側で日向ぼっこをしながら盆栽の世話をします」だの、「ミャアを膝に抱きながらつんどく状態になっている本を読む」だの、場当たり的な返事をしてきましたが、実は、うちには縁側はありませんし盆栽もとっくの昔に枯れてしまい、ミャアに至っては2年以上飼ってやっているのに、呼んでも膝には乗りません。
実現可能なのは、下の娘と約束した彼女の作ってくれた「HPを有効に活用してブログをマメに更新すること」くらいでしょうから、まず、それに手をつけることとしました。そして、願わくば、これもあちこちで吹聴した「老後の目標はノーベル賞を取ること」に向かって、55年くらい前に諦めてしまった「文学の道」に戻る努力をしてみたいと思っています。
と、ここまで書いて、ちょっと気が変わって、書斎の机周りの整理をすることにしました。昔の文筆家と違って今はmacさえあればどこでも文章を書くことはできます。しかし、坂口安吾ではなく谷崎潤一郎を目指すのであれば、書斎の整理整頓が先だと思い立ったわけです。
と、またここまで書いて、書斎に行って戻ってきました。
整理整頓は、予想以上に簡単ではないことが判明。ボチボチやります。書き始めたブログも、三日坊主にならないよう頑張ります。